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Pet column ペットコラム

フードのチェックポイントと主原料

普段何気なく、わんちゃん・ねこちゃんが毎日食べるフードですが、私たち人間とは違い、毎食違った食べ物から様々な栄養素を取るわけではないので、できれる限り良質なフードを食べさせてあげたいところです。

では、どういった所に注目すればいいのでしょうか?


ペットフードのチェックポイント

まず、ペットフードには表示義務の項目があり、

名称:犬用、猫用など
原材料:フードに使われているすべての材料、添加物など分量の多い順から記載
賞味期限
事業者名・住所
原産国:フードの最終加工がされた国
という、ペットフード安全法での5つの表示義務があります。

これに加え、ペットフード公正取引協議会は、

ペットフードの目的:総合栄養食、おやつなど
内容量
給与法
成分分析値
以上、4つの項目の表示が定まられています。

理想は、上記の9項目すべてが記載されているもので、法律で義務化されていない項目もありますが、わんちゃん・ねこちゃんの健康を守る上では大事な項目になってきます☆

 

原材料のチェックポイント

わんちゃん・ねこちゃんは生物学的には肉食の動物なので、原材料の項目の中で一番最初に記載されている主原料がお肉のものを選ぶといいそうです。

では、実際に使用されているお肉はどのくらいあるのでしょうか??
お肉の特徴も加えてご紹介します♪

 

ビーフ

良質なたんぱく質が豊富で、亜鉛、鉄分、ビタミンがたくさん含まれているのが特徴です。
成長期の子犬・子猫や運動量の多い子にオススメです。
カロリーが高い為、高齢な子、肥満体型の子は控えた方がいいようです。またアレルギーが出ることも多いので、免疫力や皮膚が弱い子も注意しましょう。

 

ポーク

ビタミン、コラーゲンが豊富で、カルシウムの吸収を促し、丈夫な骨を作る作用があります。
大きな特徴として、ビタミンによる疲労回復やストレスの緩和に効果も期待できるそうです。
主に運動量が多い子、夏バテや元気のない子、ストレスが強い子にもオススメです♪
ポークもアレルギー反応が出る子もいるようなので注意が必要です。

 

チキン

低カロリー、高たんぱく質でビタミンも豊富なのが特徴です。
主にチキンをベースに作られているフードも多いです。
低カロリーなのでダイエット中や、高齢な子にもオススメです。

 

ラム

コレステロールを少なくする、不飽和脂肪酸が豊富で、タンパク質などがバランス良く含まれており、脂肪燃焼を促す、カルニチンも含まれています。
アレルギーが出にくいということもあるようです。
ちなみに、ラム肉は脂肪燃焼をしてからダイエットになるので、運動量の少ない子のダイエット食には向かないお肉です。
食欲があまり無く、栄養が十分に摂取できない子にもおすすめです。

 

馬肉(ホースミート)

高タンパクで鉄分、ビタミン、ミネラル、ペプチドが多く含まれています。
また低脂肪、低カロリーで他の動物脂肪には含まれていない、オメガ3が豊富。
こちらもアレルギーが出にくいお肉になります。
他のお肉でアレルギーが出てしまう子、高齢な子、肥満体型な子にオススメです♪

 

鹿肉(ベニソン)

こちらも高タンパク、低カロリー、低脂質で必須脂肪酸である、オメガ6や吸収効率の高い鉄分を豊富に含んだお肉になります。
馬肉と同じく、低アレルギーで肥満気味な子、運動量の少ない子、高齢な子にオススメです。

 

まとめ

フードに使われている主原料のお肉をご紹介しましたが、諸事情でお肉が食べられない子は、魚が主原料になったフードも出てきています。
また、お肉の種類は同じでも、使われている部位によって成分量が異なることもあるようです。
フードのメーカーによっては、どの部位が使われているかも表記しているものもあるので、そちらもチェックしてみるのも良いですね♪

食物アレルギーに関しても、一概に出ないとは限らず、個体差があります。
それぞれの子のライフスタイルに合ったフードを選んでみて下さい☆

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