ペットと静電気
乾燥が気になる季節の悩みで多いものが静電気です。
せっかくペットが仲良くしたいと寄ってくるのにパチッ!となったら、人はもちろんペットもビックリしてしまう可能性もありますよね。
実は犬・猫は毛が人よりも多いので静電気を発生しやすくなります。乾燥する時期は人だけでなくペットも静電気対策を行いましょう。
ペットに対する悪影響は??
まず、第一にペットが静電気で驚いてしまうのもありますが、それよりも心配なのが静電気によって引き寄せられるハウスダストや花粉です。
これは、アレルギー体質の犬・猫は注意しなければアレルギー反応を起こしてしまう原因にもなります。特に乾燥している季節は、皮膚のバリア機能が低下しやすいので要注意です。
犬・猫の静電気を予防する方法
日常生活でも、少しの工夫で簡単に静電気を防ぐことができます。
簡単にできる静電気対策をご紹介します。
お部屋の中の保湿
一般的に静電気が発生するのは温度25℃以下、湿度20%以下になります。
特に冬場は乾燥している上にヒーターやエアコンでさらに室内が乾燥するので、加湿器などがとても有効です。ぜひ活用して保湿を行いましょう。
加湿器が用意できない場合は霧吹きなどでペットがビックリしない程度にシュッシュッとすると加湿器代わりになります。
また、静電気がひどい場合はお湯に浸したタオルを絞って体を拭いてあげるのも効果が期待できます。
カーペットやじゅうたんの除去
わんちゃん・ねこちゃんがカーペットの上などをゴロゴロする機会が多いパターンは撤去してしまうのが一番です。
ハンドクリームを塗る
これは飼い主さん側になりますが、犬・猫の体を触る前に飼い主さんがハンドクリームを塗っておくと静電気の予防につながります。
ペットの服装に気を付ける
冬場になると、寒そうにしている子のためにお洋服を着せてあげる機会も増えると思いますが、フリースなどのポリエステル素材がペットの毛に対して静電気が発生しやすいので、できるだけ避けて静電気の起こりにくい素材の綿や羊毛の素材のものをチョイスするといいようです。
もし、フリースなどを着せてあげる場合はお洗濯の時に柔軟剤を使用すると、柔軟剤のリンス効果で静電気を抑えることができます。
また、洋服を着ることで毛がもつれる原因にもなるので注意しましょう。
リンスやトリートメントをしっかり行う
ペットのシャンプーの後に、リンスやトリートメントをするもの効果的です。
シャンプーのみですと静電気が起こりやすいのですがリンス・トリートメントで電気を中和させてくれます。リンス効果で滑らかな被毛にすると摩擦も起りにくくなります。
静電気の発生する原因がちゃんとわかっていると、自然に避ける行動をとることができます。大切なペットを守るためにもしっかり対策をしていきましょう!
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