shampowan

Pet column ペットコラム

犬のうんちで健康管理

愛犬がうんちをしたときあまり見ずすぐに片付けていませんか?うんちには、健康のバロメーターとも言われており、色や形に変化がみられる場合体調の以上を示している可能性があります。

毎日の健康チェックにぜひ取り入れてみましょう!


正常なうんち

ワンちゃんの理想的なうんちの色は、茶色からやや濃い茶色です。加えて、少し黄色みがかった黄土色や、若干緑っぽい茶色をしていることもあります。
普段与えている食事の内容や、そのときの腸内環境によっても変化するため、茶色をベースとしたバリエーションであれば、それほど問題はないと考えられます。

 

匂い

食事内容によっても変わりますが、腸内細菌が便のにおいに大きく影響します。
食事は変えていないのにいつもと違うにおいがしたり、ツンとする酸っぱいにおいがするときなどは、お腹の不調のサインの可能性があります。

 

楕円形や細長い筒状で、しっかりと形を保っています。少し触ったくらいでは崩れません。

 

回数

1日23回ほど(子犬、高齢犬は異なる場合も)

 

糞便スコアチャート

下痢や便秘の診断時に「糞便スコアチャート」という指標を使って、便を形状や硬さで7段階に分類することがあります。

理想的な便のスコアは2または3になります。

 

こんなときは病院に

・うんちに血や粘液が混ざっている。
・硬い便が少量しか出ない、または排便姿勢をするのに出ない(便秘)。
・便が白っぽい、黒っぽい(タール便)、または鮮やかな赤色。
・元気・食欲がない、嘔吐など他の症状がある。
・排便時に痛がって鳴く。

 

不調時のご飯の与え方の工夫

・少量頻回
→一回に与える量を少なくしてその分回数を増やして消化の負担を減らします。

・ふやかす
→水分を含ませてやわらかくふやかしたものは消化にやさしいです。愛犬の好みによっては全量をふやかさなくても「半分はふやかし+半分はそのまま、もしくは粉々に砕く」という方法もあります。

 

健康的なうんちを目指すためにできること

・年齢にあった食事内容にする
・乳酸菌を利用する
・フードを胃腸に優しいものにする
・食物繊維は適量を利用する

 

日頃から愛犬のうんちチェックをすることで、体調の変化や病気の発見にもつながります。
毎日の健康チェックに取り入れてみましょう!

Back number