シャンプー療法について
冬場は乾燥や痒みなどから皮膚トラブルも少なくありません。今回はわんちゃん、ねこちゃんのシャンプー療法についてのご紹介です。
日々、トリミングを行っていて、アトピーやアレルギー性皮膚炎をはじめ、様々な皮膚トラブルを抱えているわんちゃん、ねこちゃんを目にするようになりました。
皮膚病には様々な原因と治療法があります。そして、治るには時間もかかります。油断をするとすぐに再発もしがちな、、、気の抜けない病気の一つです。
皮膚病の原因
原因は細菌感染、外部寄生虫、アレルギー異常、ホルモン異常、ストレスなど、様々です。
病院で検査をしてすぐに分かる場合と大きな検査を行うなど時間がかかる場合とあるようです。
治療法も内服薬や外用薬、食事療法、シャンプー療法など、症状、診断によって変わります。
病院で薬用シャンプーを処方されることもよくあります。
ここで、薬用シャンプーの正しい洗い方をご紹介します。
薬用シャンプーの洗い方
1. ブラッシングでもつれや毛玉をとり、下準備をする
もつれたまま洗ってしまうと、余計に大きなもつれができ皮膚被毛へのダメージも大きくなります。
ブラッシングは皮膚を傷つけない用に注意し、爪切りはなるべく角を落とし掻きむしりによる出血等を予防します。
2. 被毛全体をぬるま湯で濡らし、洗う。(下洗い)
まず皮膚被毛の汚れを落とすために下洗いが必要です。
低刺激の優しいシャンプーなどで汚れをしっかり取ります。
3. 薬用シャンプーで洗う
目や耳にシャンプー剤が入らない様に注意します。
シャンプー剤によっては数分のつけおき、マッサージが必要になります。
4. しっかりとすすぐ
一般のシャンプーと違い、泡立ちも弱く、シャンプー剤を多く使いがちになります。
そのたも、すすぎ残しにも注意が必要です。
5. ドライング
ドライヤーでしっかりと乾かします。シャンプー同様、温度には注意が必要です。
温風、冷風をこまめに切り替えます。
以上がおおまかな薬用シャンプーの方法です。
当店でもオプションに薬用シャンプーがありますが、できれば獣医さんの指示を受け、スタッフまでお申し付けください。
シャンプーの持込みも可能ですのでお気軽にご相談くださいね(^^)